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<楽天>茂木、苦難のシーズン終えリハビリの日々「来季こそ」雪辱誓う

送球の練習に取り組む茂木  

 東北楽天の茂木栄五郎内野手(24)がリハビリに励んでいる。度重なるけがで、今シーズンは満足いくものではなかった。「100パーセントプレーできる状態まで戻し、来年こそは勝利に貢献したい」と雪辱を誓う。
 仙台市のウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉の室内練習場には、ボールがミットをたたく音が響いた。トレーナーが撮影した送球フォームを確認したり、同じくリハビリに励む釜田らに助言を求めたりした。この日の投球数は100を超えた。「右の肩と肘は大丈夫。今のうちに課題の送球技術を磨く」
 苦難の1年だった。昨年11月に受けた右肘のクリーニング手術の影響で、1軍の春季キャンプは参加できなかった。開幕戦には間に合ったが、8月に左ふくらはぎに死球を受けて離脱。9月の2軍戦では、守備で飛び込んだ際に左肩を痛め、そのままシーズンを終えた。今も打撃練習はできず、12月の再開を目指す。
 「ふがいない」。今季の100試合、打率2割4分7厘は自己最低。目をかけてもらった梨田前監督には申し訳ない思いを募らせる。「キャンプに出ていないにもかかわらず、すぐ1軍に上げてもらった。期待されていたのに、チームが勝てない原因となった」
 シーズン終了後、首脳陣から身体の負担が大きい遊撃から、外野か二塁への転向を提案された。だが、平石監督に「遊撃で勝負させてほしい」と直談判。指揮官からは「死ぬ気になって必死にやれ」とハッパを掛けられた。
 「大学まで三塁で、遊撃はプロでの3年間のみ。『やっぱり(最後まで)できなかったね』と思われるのは悔しい。やるだけやってレギュラーを奪われるのなら仕方ないが、自分からギブアップはしたくない」。再起への歩みは始まっている。(狭間優作)


2018年11月14日水曜日


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