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カレー香辛料化合物、がんを抑制 秋田大や東北大の研究グループ解明「機能性食品になり得る」

 カレーのスパイスに使われるクルクミンの胃がん抑制効果を、秋田大や東北大などの研究グループが解明した。クルクミンに熱を加えると生じる化合物「GO−Y022」に胃がん細胞の増殖を抑える働きがあることを突き止めた。
 胃がんを発症したマウスにGO−Y022を含んだ餌を与えると、与えなかった場合に比べ、胃がんの大きさが3分の1に縮小した。人間の胃がん細胞でも増殖が抑えられ、がん細胞を細胞死へ誘導できることが分かった。
 クルクミンは主にウコンから作られ、スパイスや着色料に使われる。これまではがんを引き起こす分子を抑制することが知られていたが、活性が低く、改良の必要があるとされていた。
 秋田大大学院医学系研究科の柴田浩行教授(臨床腫瘍学)は「GO−Y022は市販のカレールーやレトルトカレーにも含まれている。カレーは機能性食品になり得る」と話している。


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2018年11月14日水曜日


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