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<金華山不法投棄>宮城県が行政指導方針 神社に廃棄物撤去求める

神社敷地内に放置された古い冷蔵庫やテレビ。近くには土砂(写真左)も積まれていた=4日、石巻市の金華山

 石巻市の金華山で起きた産業廃棄物不法投棄事件で、金華山黄金山神社が金華山を含む三陸復興国立公園内に廃棄物を無許可で保管した自然公園法違反の疑いがあるとして、同公園の土地利用を管理する宮城県が同神社に廃棄物の撤去などを行政指導する方針であることが14日、県への取材で分かった。県警も同法違反の疑いで調べる。
 事件を受け、県と国の担当職員4人が13日、現地を調査。県によると、廃棄物処理法違反の疑いで逮捕された同神社宮司奥海聖容疑者(66)=石巻市鮎川浜金華山=らが廃棄物を捨てたとされる崖のほか、平地約40平方メートルにも古い冷蔵庫などが散乱しているのを確認した。近くには高さ2メートル超の盛り土もあったという。
 自然公園法は景観を損なう行為を規制し、10平方メートル超の範囲で廃棄物を保管するには県の許可が要る。同神社は長年、無許可で保管していたとみられる。盛り土は同法が禁じる無許可開墾の可能性があり、県と県警は土盛りの経緯も調べる。
 奥海容疑者以外に逮捕されたのは、同神社職員小松匡志(49)=同=、同神社元職員日野篤志(43)=東松島市牛網=の両容疑者。3人は2017年6〜7月、崖に蛍光灯や鉄製灯籠11基など計約2トンを捨てた疑いが持たれている。


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2018年11月15日木曜日


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