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<CSR>「他社との協力が鍵」仙台でセミナー、担当者ら推進策探る

地元企業のCSR促進について考えたセミナー

 地元企業がCSR(企業の社会的責任)の推進策を探る「企業の社会貢献・CSRセミナー」が14日、仙台市青葉区の市福祉プラザであり、企業関係者が会社同士の情報交換や積極的な広報の重要性を学んだ。
 東北学院大経営学部の矢口義教・教授は講演で「CSRに正解はない。中小企業は大手のような大規模な取り組みは難しいが、地に足を付けて他社と協力しながら進めてほしい」と助言した。
 CSR活動をコーディネートする「コーズブランド・ラボ」(東京)の野村尚克代表は、事例発表で「PRをためらう企業が多いが、きちんと広報していい。採用の場面でCSRは学生に響きやすく、人事部と協働できる」と指摘した。
 河北新報社報道部の庄子晃市記者は、東日本大震災の被災地と企業をテーマにした連載「トモノミクス」(2017年1〜6月)を紹介した。
 市内の中小企業や大手企業などの約70人が参加。講演後、各社の取り組みや課題を話し合った。「思った以上に他社は実践していて刺激になった」「社員間、部署間でCSRへの考え方に温度差がある」などの意見や感想が出た。
 市社会福祉協議会が地域福祉の担い手としてCSRに注目し、橋渡し役を担う第一歩としてセミナーを主催した。


2018年11月15日木曜日


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