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<ベガルタ>ピッチサイド/必然と偶然 広島戦の決勝ゴール

 必然と偶然が重なった決勝ゴールだった。
 1−0で勝った10日の広島戦(エディオンスタジアム広島)。後半22分、左サイドのMF中野がアーリークロス。ペナルティーエリアでFWハモンロペスが胸で落とし、FW石原がボレーシュートを決めた。
 まず必然の部分。アーリークロスはチームの狙い目で、ハーフタイムに選手間でクロスの軌道やタイミングをすり合わせていた。中野の好判断もあった。前方が空いていたので得意のドリブルも仕掛けられたが、「グラウンドが乾いてきていて、ドリブルで詰まることがあった」と自重。迷わずクロスを選択した。
 そこに偶然が交わる。中野はクロスをハモンロペスに頭でそらしてもらい、ファーサイドに届けるつもりだった。ところが、ボールが風に押し戻されてゴール前で待っていたハモンロペスの胸にぴたり。試合後は「狙い通りじゃなかったけど…」と苦笑いを浮かべていた。
 勝負の世界は、運だろうと実力だろうと結果が全て。どんなに緻密に練ったプレーも、わずかな偶然で良くも悪くも転がることがある。サッカーは難しい。(佐藤夏樹)


2018年11月15日木曜日


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