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<青天の霹靂>青森のブランド米、18年産は収量減 販売量も1000トン少なく

 青森県のブランド米「青天の霹靂(へきれき)」は2018年産の収量が落ち込み、販売量も17年産より約1000トン少なくなることが14日、分かった。生産から販売までの関係者でつくるブランド化推進協議会が青森市であり、報告された。
 東北農政局が発表した18年産の作柄概況(10月15日現在)では、県内は「平年並み」とされた。しかし青天の霹靂は県内28カ所の収穫期の調査で10アール当たり収量が過去3年の平均529キロより49キロ少ない480キロとなり、目標の540キロを60キロも下回った。17年産並みの9000トンとしていた販売量も、約8000トンにとどまる見通し。
 食味に影響するタンパク質含有率も増え、6.4%以下の出荷基準達成率(10月31日現在)は過去最低の約95%だった。
 6月中旬の低温で茎数が増えなかったことや、8月中旬の低温や9月にかけての日照不足で登熟が進まなかったことが要因という。
 低収量の影響は19年産の作付けにも及んでいる。出荷団体への需要見込み量調査から算出した作付面積2138ヘクタールに対し、生産者の希望調査は1603ヘクタールと大幅に下回った。17年産実績と比べ286ヘクタール減少し、生産者数も155減る。青天の霹靂を敬遠し、収量が多い他品種への変更を計画している生産者が増えたとみられる。
 協議会は12月10日を期限としていた生産者の登録申請期間を28日まで延長。生産者に作付面積の積み上げを要請するなどし、需要に近づける。県農林水産部の高谷清孝部長は「低収量の要因を分析し、来年も生産量を確保できるよう指導したい」と話した。


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2018年11月15日木曜日


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