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営農と発電を両立 二本松研究会、売電収入で就農支援も

完成した発電施設。下の農地で白菜などを作る

 福島県二本松市で無農薬野菜を生産する「二本松有機農業研究会」は、農地にソーラーパネルを設置する営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)事業を始め、同市中里に整備した発電施設で10日に完成式を開いた。将来的には売電収入を新規就農者の育成に活用する。
 式典には研究会員の地元農家や、パネル購入を通じて整備費用を寄付した支援者ら約30人が出席。大内督(おさむ)会長は「再生可能エネルギー導入が大手資本だけで進むなら原発と変わらない。地域のエネルギーを地域でつくるという考えを実践していく」とあいさつした。
 施設は8月に運用を始めた。約0.2ヘクタールの農地に架台を設け、太陽光パネル990枚を設置した。出力49.5キロワットで、現在は1キロワット時当たり27円で東北電力に売電している。近く売電先を生活協同組合系の新電力「パルシステム電力」(東京)に切り替える予定。


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2018年11月15日木曜日


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