宮城のニュース

<ヨークベニマル>初の小型店「ヨークマルシェ」 真船幸夫社長に聞く

真船幸夫(まふね・ゆきお)早大卒。1980年入社。専務、副社長を経て2015年から社長。セブン&アイ・ホールディングス常務執行役員なども務める。61歳。郡山市出身。

◎買い物難民を想定 商品絞る

 仙台市に開業する初の小型店の狙いはどこにあるのか。郡山市に本社を置き、創業70年を迎えたヨークベニマルの課題や展望も含め、真船幸夫社長(61)に聞いた。(聞き手は郡山支局・岩崎かおり)

 −小型店に挑戦する。
 「『毎日食べる物ならここで十分』という提案をしたい。絞り込みながら、ご不便を掛けない品ぞろえができるかどうか。今回のチャレンジの最大テーマだ」
 「仙台や郡山、福島各市など都市部には(郊外店に足を運びにくい)買い物難民が多い。そうした方々のお役に立ちたい。小型店にはチャンスがある」

 −大店立地法の対象外という利点がある。
 「既存店は宮城、山形、福島、茨城、栃木の5県で225店舗あるが、その周囲に約1500店のドラッグストアが立地する。出店意欲はすさまじい」
 「(ドラッグストアのように)小型店は大店立地法に基づく申請が不要で、臨機応変に対応できる。積極的な出店を考えていく。東北で高齢化が進む中、高齢者が見て回りやすいスーパーをつくっていきたい」

 −1948年9月の創業から70年が経過した。
 「地域のお客さまや取引先、従業員らの力添えのおかげ。70年間でライフスタイルやマーケットが目まぐるしく変わった。変化への対応が最も大切だ」

 −インターネット通販なども勢力を強めている。
 「われわれが目指すのは見て触れ、匂いをかいで味を確かめる買い物体験。生鮮4品の鮮魚、精肉、青果、総菜がコアビジネスだ。時代に合わせて磨き込む」

 −今後の展開で重視するのは。
 「接客、鮮度・味、清潔さ、品切れのなさ−という当たり前を具現化していく。カットサラダや薬味が売れ筋になったように、お客さまが望む一歩先も提案したい」


関連ページ: 宮城 経済

2018年11月16日金曜日


先頭に戻る