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楽天生命パークで5G実験 次世代型スタジアム目指す

右上のドローンで撮影した映像を左上の大型ビジョンに映した

 来年10月に携帯電話事業に参入する楽天グループの楽天モバイルネットワーク(東京)は15日、第5世代移動通信システム(5G)を活用した映像伝送や、自動配送ロボットの実証実験を仙台市宮城野区の楽天生命パーク宮城で実施した。5Gの高速大容量通信を生かしたサービスを開発し、次世代型スタジアムの実現などを目指す。
 スタジアム内に実験用基地局などを設置し、5G環境を構築。小型無人機ドローンで観客席を撮影し、高画質映像を5Gで大型ビジョンに伝送した。映像が鮮明で顔認証技術による観客の特定も可能で、試合中の演出などに使う。
 自動配送ロボットは、スタジアム内での観客への商品配送や物流事業で実用化を目指す。15日の実験は観客への配送を想定。自動走行と5Gによる遠隔操作で観客役のスタッフに近づき、カメラで撮影した映像で本人確認した。
 360度カメラで撮ったVR(仮想現実)映像の伝送も実験。試合の映像を撮影し、球場内外で視聴できるサービスを想定する。
 同社ネットワーク本部の内田信行副本部長は「5Gが商用化される20年には楽天パークなどで新サービスを導入したい」と話した。


2018年11月16日金曜日


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