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「戦国武将っていたの?」「ずんだってどんな味?」児童の笑顔Skypeでリンク

スカイプで天底小の子どもたちと交流する吉成小の児童ら=仙台市青葉区

 仙台市青葉区の吉成小(児童298人)が、沖縄県今帰仁(なきじん)村の天底(あめそこ)小(155人)とインターネット電話「スカイプ」を使った交流を始めた。遠く離れた異なる地域を知ることで、子どもたちに歴史や文化への理解を深めてもらい、学習意欲の向上につなげる。

 「はいさーい(こんにちは)」。約1800キロ離れた天底小の児童が、画面の向こうで手を振ってあいさつすると、吉成小の児童もカメラに「こんにちは」と元気に答えた。
 初回の10月25日は、吉成小5年の56人と天底小5年の25人が参加。給食など互いの学校生活や地域の文化を紹介し合った。吉成小の児童は「沖縄県には戦国武将はいたの?」「有名な城は何か」などと質問。天底小からは「ずんだはどんな味がするの?」と問われ、児童が協力して説明した。
 吉成小は今後、総合学習の時間で仙台の伝統行事や特産物など各自が決めたテーマを調べる。学習の成果は12月にある2回目の交流で、天底小の子どもたちにプレゼンする予定だ。
 吉成小5年の熊谷華さん(11)は「沖縄県の災害を知りたくて、台風の質問をした。次は東日本大震災や防災について発表したい」と意気込む。
 同小の大槻千秋教諭は「6月には沖縄の気候を学ぶ授業があった。同じ学年の子どもと話すことで、沖縄の暮らしなどへの関心が高まったと思う」と交流の手応えを語る。
 交流を提案した学校教育支援に関わるNPO法人「まなびのたねネットワーク」(青葉区)の伊勢みゆき代表理事は「同世代の子どもたちとの顔の見える交流が、教科書の内容をより理解しやすくする」と意義を強調した。


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2018年11月16日金曜日


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