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<仙台市資材単価ミス>21社が落札の機会逃す 市が入札調査結果公表

 仙台市発注工事の予定価格の積算に使う資材単価に誤りがあった問題で、市は16日、誤った単価を使った可能性がある昨年4月〜今年4月の全入札を調べた結果、30件で結果が変わり、21社が落札の機会を逃したと発表した。全2883件中、590件で誤った単価を使い、292件の契約金額に間違いがあった。
 市は今後、落札の機会を逸した21社に謝罪し、対応を協議する。逸失利益を請求された場合は、妥当性を精査して応じる方針。司法の判断を求めることも視野に入れる。
 契約金額が違った業者には、工事が完了していれば追加の支払いや返還について交渉し、工事中の場合は契約の変更を話し合う。
 市によると、正しい単価で積算した結果、契約金額が低くなった工事が162件あり、市は約47万円を余計に支払っていた。金額が高くなった工事は130件あり、業者への支払いが約127万円不足していた。
 最も差があったのは蒲生北部土地区画整理事業(宮城野区)の関連工事で、契約金額は本来より18万2000円低かった。アスファルト舗装に使う乳剤の単価を3円安く設定した。
 単価の誤りは市長部局と水道局で発覚し、132品目の資材に及んだ。市長部局は東京の委託業者、水道局は担当職員が算出方法を間違えた。市は「チェックが甘かった責任はある」としながらも、委託業者に損害賠償を請求する方針。


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2018年11月17日土曜日


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