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<登録記念物答申>作庭手法今に伝える 丹藤氏庭園(弘前市)

大ぶりな石の配置が特徴的な丹藤氏庭園

 弘前市街地から西に約5キロの岩木山麓に位置する。1882年に地元の素封家三上源造が造園した。1933年、津軽地方を中心とする作庭流派「大石武学流」の池田亭月が手を加え、明治初期から昭和初期までの作庭手法を今に伝える。
 主屋から見て中心に池があり、手前には護岸を兼ねた大ぶりの礼拝石が据えられている。主屋から20メートル奥に築山を設け、深山石を起点とした枯滝(かれたき)が池に流れ込む。大小の石で奥行きのある景観を構成している。
 右手には岩木山を望み、狭小な庭園の中に広がりが表現されている。25年前に土地を取得した丹藤進さんは「大変驚いている。登録をきっかけに新しい活用の仕方を考えたい」と話す。



 国の文化審議会は16日、「棚倉城跡」(福島県棚倉町)など9件を新たに史跡に指定し、保護するよう答申した。
 150年前の戊辰戦争で自刃した会津藩の白虎隊士を祭る「会津飯盛山白虎隊士墳墓域」(会津若松市)や「丹藤氏(たんどうし)庭園」(弘前市)など3件を登録記念物にするよう答申。1873年に創建された「青葉神社」(仙台市)など185件の建造物を登録有形文化財とすることも求めた。


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2018年11月17日土曜日


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