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手作りカフェで子ども成長 運営みんなで工夫 NPOがイベント

商品を丁寧に説明する店長の男児(手前)

 子どもたちが主体となり企画、運営するカフェイベント「ミライズこどもCAFE」が仙台市青葉区のベビープラス仙台で開かれた。生活に困窮する家庭の子どもたちへの食育や学習支援などを行うNPO法人STORIA(ストーリア)=仙台市=が初めて実施した。

 イベントは10月21日に開かれ、「YAMATEA(ヤマティー)」と銘打った店内は彩り鮮やかに飾られた。ST0RIAを利用する小学2〜6年の10人が、接客や会計などを担当し、前日に作ったキャロットケーキやチョコクランチを販売した。
 ショウガの収穫からシロップ作りまで自分たちで手掛けたジンジャーエールが人気で、来客は、店内でケーキと一緒にゆっくり味わった。
 店長を務めた6年の男児(11)は、積極的に客席を回り「味はいかがですか」などと声を掛け、商品について丁寧に説明した。
 来店した近くに住む無職菅野淑子さん(66)は「子どもたちが生き生きしていて良かった。ケーキもおいしかった」と笑顔だった。
 こどもCAFE企画は、ある子どもが「お金を稼いでみたい」と言ったことからスタート。8月から資金調達や収支計算、商品内容、売り上げ目標など子どもたちが全て考え、準備してきたという。店長の男児は「資金の範囲内で材料をどう仕入れるか、工夫するのが難しかった」と振り返った。
 STORIAの富樫絵美さんは「もめ事もあったが、みんなで協働して乗り越えてきた。内気だった店長も、役目を果たそうと一生懸命取り組み、ものすごく成長した」と目を細める。今後の出店予定については「子どもたちがまたやりたいと言ったら考えます」と話した。


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2018年11月19日月曜日


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