宮城のニュース

スマホ1時間以上の利用で学習に影響 宮城県公立高調査、正答率の低下顕著に

 宮城県教委は19日、県内の公立高1、2年生を対象にした2018年度学力状況調査結果をまとめた。スマートフォンや携帯電話の使用時間が平日1時間以上になると、学力が低下する傾向が浮き彫りになった。県教委は「インターネットへの依存的傾向が学習や生活に影響を及ぼしている」と注意を呼び掛けている。

 2年生だけに実施した学力調査の結果を踏まえ、平日のスマホ使用時間と各教科の平均正答率の関係を調べた。
 「30分以上1時間未満」と答えた生徒の正答率は国語63.1%、数学55.3%、英語57.6%。「5時間以上」の生徒の正答率は国語47.3%、数学24.1%、英語35.9%にとどまった。1時間以上になると使用時間が長くなるにつれ、各教科で正答率が低下した。
 2年生が平日に最も時間をかけるのは「ゲームやインターネット」が38.4%で最多だった。5年前と比べ13.7ポイント増で、割合は年々上昇している。
 平日の家庭学習時間について「全く、またはほとんどしない」と答えた2年生は30.8%で最も多く、1年生は17.6%だった。同様の傾向は以前から続いており、2年生の「中だるみ現象」は改善していない。
 2年生の学力調査で、全校共通問題の平均正答率は国語56.0%(前年度比6.4ポイント増)、数学41.7%(6.9ポイント減)、英語47.3%(3.2ポイント増)だった。数学と英語は、基礎・基本知識の定着度が上位層と下位層に二極化している現状が浮かび上がった。
 調査は7月、県立と仙台、石巻両市立の公立74高校の1年生1万4418人、2年生1万4499人を対象に実施した。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2018年11月20日火曜日


先頭に戻る