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<指定廃棄物処分場>「3候補地での議論困難」村井知事が認識示す

 村井嘉浩知事は19日の定例記者会見で、東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)を超える指定廃棄物の処分を巡り「県内3市町を最終候補地として国と議論していくのは難しい」との認識を示した。
 村井知事は15日にあった県議会予算特別委員会で議員の質疑に、栗原、加美、大和3市町の候補地の撤回を国に求めたと答弁した。村井知事は「意思決定の権限がある国が白紙にしたということはない」とも述べた。
 超大型加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の国内誘致計画に、日本学術会議検討委員会が慎重姿勢を示したことに「厳しい評価と受け止めたが、財源だけで割り切れる問題ではない。岩手県を中心に諦めることなく努力する」とし、引き続き誘致を進める意向を明らかにした。
 ILC誘致による経済的、技術的な波及効果が限定的などとした回答案に対し「事実誤認ではないかと思う部分もある」との見方を示し「世界の科学技術の進歩に貢献する施設だ」と重要性を強調した。
 2005年の就任から21日で14年目に入ることには「14年のうち8年近くを東日本大震災の復興に費やしたが、まだ道半ば。成果を残すよう努力したい」と語った。


2018年11月20日火曜日


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