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震災後「外食減った」36%、家での調理時間は増加 宮城沿岸5市でカゴメ調査

 食品大手の「カゴメ」(名古屋市)が東日本大震災で被災した103人に実施した食生活に関するアンケートで、震災後は外食の回数が減ったと答えた人が3分の1を超えた。全国的な傾向とは逆に、家庭での調理時間は増えている。
 5月以降、仙台、石巻、名取、岩沼、東松島の5市の被災者に震災前後の食生活の変化を尋ねた。回答した人の65%が50代以上。
 震災前よりも外食が「減った」36%、「増えた」17%で、総菜の利用頻度は「減った」36%、「増えた」15%だった。一方、家庭での調理時間は増加が36%、減少が20%。外食の回数や総菜を買う機会が減り、調理に時間をかける傾向がみられる。
 食生活で気を付けている項目は「野菜摂取」「減塩」「脂質制限」と続いた。
 同社震災復興支援室の伊藤宏室長は「全国的に調理時間は時短の傾向があるが、今回の調査では増えていた。『震災で食の大切さを感じた』と答えた人もおり、震災の影響があるのかもしれない」と話す。
 同社は今年5月に宮城県と包括連携協定を結び、県産食材の消費拡大や健康づくりなどに取り組んでいる。


2018年11月21日水曜日


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