宮城のニュース

<楽天>熱意で浅村獲得 石井GMらの存在好材料に

ソフトバンクとのクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦で中前に適時打を放つ西武・浅村=10月17日、メットライフドーム

 国内フリーエージェント(FA)権を行使した西武の浅村栄斗内野手(28)の争奪戦を東北楽天が制した。今季、最下位に沈んだ東北楽天は520得点、打率2割4分1厘とも両リーグ最低で、得点力不足の解消が大きな課題。東北楽天にとって右の強打者は補強の最大のポイントとあって、2度目の打点王に輝いた浅村は来季に向けて大きな力となりそうだ。
 9月に就任した石井一久ゼネラルマネジャー(GM)をはじめ岸、渡辺直と西武の元同僚がそろう東北楽天は溶け込みやすい。足腰への負担が少ない本拠地・楽天生命パーク宮城(仙台市)の天然芝なども好材料となったようだ。
 東北楽天は得点力向上に加え、内野の底上げも喫緊の課題だった。特に、二塁手は高い守備力を誇る藤田が36歳で毎試合出場を続けるのは厳しく、本職が一塁手の銀次が二塁に回ることも多かった。
 石井GMは現役時代、米大リーグに挑戦し、ヤクルトから西武へのFA移籍も経験した。18日の初交渉では「移籍して新しい環境に慣れていくことはデメリットもある。ただ、成長するためにはデメリットも必要」と選手の先輩としてからも東北楽天入りを促した。
 関係者によると4年総額20億円程度とみられる提示額はソフトバンクよりも大幅に低かったという。浅村は愛着のある西武への残留も迷ったが、最後は石井GMの熱意で入団を決めた。


2018年11月21日水曜日


先頭に戻る