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<バレー部PTSD控訴審>不来方高の自殺「防げた」原告の父、仙台高裁に陳述書

 岩手県立高の元バレーボール部員の男性(27)が暴力や暴言で心的外傷後ストレス障害(PTSD)になったとして、元部顧問の男性教諭(41)と県に約200万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審口頭弁論が20日、仙台高裁であった。男性教諭が指導した不来方高(矢巾町)の男子生徒(17)が7月に自殺したことについて、男性の父親が「防ぐことができたはずだ」と訴える陳述書を提出し、結審した。判決は2019年2月1日。
 父親は陳述書で「遅くとも昨年11月の一審盛岡地裁判決後、まともな対応が取られれば失われずに済んだ命だった」と強調。教諭の暴力や暴言を県側が公正、中立な立場で調査するよう求めた。
 一審判決は教諭の暴言とPTSDとの因果関係は認めなかったが、威圧的な叱責(しっせき)があったとして県に20万円の支払いを命じた。
 自殺した男子生徒の遺族は今月16日、男性教諭にバレーボールを複数回投げつけられたとして、暴行容疑で岩手県警紫波署に告訴した。


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2018年11月21日水曜日


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