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<下ノ畑ニ居リマス>賢治の畑で白菜収穫 地元児童と高校生が参加

協力して白菜を収穫する地元児童と高校生

 宮沢賢治が耕した岩手県花巻市桜町の「下ノ畑」で20日、近くの南城小と笹間二小の児童計80人が大きく育った白菜の収穫に汗を流した。苗を提供した明成高(仙台市)からも生徒6人が駆け付け、交流を深めた。
 下ノ畑は、賢治が農業指導の拠点とした羅須地人協会の黒板に「下ノ畑ニ居リマス」と書いて居場所を知らせたことに由来する。
 9月上旬に児童たちが植えた白菜は、賢治が生きた時代からある品種「松島純二号」と、芯が黄色い「秋の祭典」。ともに3キロ超の特大サイズになった。
 南城小5年の菊池斗真君(10)は「思ったより重い。キムチ鍋にして食べたい」と喜んだ。収穫を手伝った明成高1年の鈴木李果(ももか)さん(15)は「自分たちが育てた苗が岩手で収穫できるのはすごいこと。みんな笑顔で良かった」と話した。
 白菜の収穫は6年目。下ノ畑を管理する地元住民グループと、東北の食文化を研究する仙台市の市民グループが協力して取り組んでいる。


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2018年11月21日水曜日


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