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<楽天>浅村の獲得を発表 得点力アップと内野底上げに期待

浅村 栄斗

 東北楽天は21日、国内フリーエージェント(FA)権を行使した西武の浅村栄斗内野手(28)=182センチ、90キロ=を獲得したと発表した。契約は4年総額20億円程度で背番号は「3」とみられる。近日中に入団記者会見を行う。
 石井一久ゼネラルマネジャー(GM)は仙台市の楽天生命パーク宮城で記者会見し「ほっとした。どうしても来ていただきたい選手だった」と語った。
 東北楽天が国内のFA選手を獲得するのは、2016年の岸孝之投手に続き4人目。課題だった得点力アップと内野の底上げを図ろうと、18日に石井GMらが入団交渉を行った。
 石井GMは浅村について「12球団を見ても、あのような良い二塁手は(他に)いない。ポイントゲッターとしてチームに貢献してもらいたい。スイングの速さは他の1軍選手の参考になる」と期待を込めた。
 浅村は09年、大阪桐蔭高からドラフト3位で西武に入団。勝負強い打撃が持ち味で、今季は打率3割1分、32本塁打、127打点の成績で2度目の打点王に輝き、主将としてリーグ優勝に貢献した。13年に一塁手、16、17年に二塁手でベストナインに選ばれた。通算成績は1113試合出場、打率2割8分7厘、147本塁打、645打点。

<西武の渡辺SD「相当戦力低下」>
 西武の渡辺久信シニアディレクター(SD)兼編成部長は21日、浅村栄斗内野手の国内フリーエージェント(FA)権を行使しての東北楽天移籍について「20日夜にFAを使って移籍したいと電話があった。環境を変えたいということだった」と残念そうに話した。
 複数年契約を提示し、残留を求めて交渉してきた。今季、打率3割1分、32本塁打、127打点で打点王に輝いた主将が去ることになり「相当な戦力ダウンになる」とため息をついた。
 浅村の補償として東北楽天がプロテクトする28選手以外から人的補償を選ぶか、金銭のみとするかには「まだ分からない。プロテクトの選手を見てからになる」と話した。


2018年11月22日木曜日


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