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<名取川流出問題>残土総量3.3万立方メートル 消波ブロック設置で搬入防止強化へ

 宮城県名取市高舘熊野堂の残土置き場から名取川に土砂が流出している問題で、県は22日、仙台市宮城野区の仙台土木事務所で対策検討会を開き、残土の総量が推定3万3000立方メートルに上ることを明らかにした。
 7、8月に小型無人機「ドローン」を使って実施した調査によると、置き場面積は約7200平方メートルで、残土は高さ1.5〜4.0メートル。表面に雑草が生えており、崩落の可能性は低い。
 県はダンプなどの車両を通行止めにする搬入防止策を講じることを正式に表明。置き場入り口(幅約15メートル)に消波ブロック8個を設置する工事を来年1月にも始める意向を示した。
 県は監視カメラを稼働させた7月中旬以降、土砂搬入を2回確認したことを報告。搬入が続けば、河川への流出量が増え、環境悪化の恐れが高まると判断し、土地所有者の許可を得た上で、対策に踏み切る。
 検討会には、広瀬名取川漁協や県の担当者ら7人が出席した。同漁協の金子賢司代表理事組合長は「残土搬入が止められるので安心している。現場の残土を早く撤去してほしい」と話した。


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2018年11月23日金曜日


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