宮城のニュース

<仙台城跡>造酒屋敷跡近くに登城路

江戸時代に使用されていたとみられる登城路の路面。造酒屋敷跡北側で確認された

 仙台市教委は22日、青葉区の仙台城跡内の造酒(ぞうしゅ)屋敷跡近くで、江戸時代に登城(とじょう)路として使用されていた可能性のある路面が確認されたと発表した。
 城内の醸造施設である造酒屋敷跡の北側で、堅く締まった路面が初めて確認された。現在の地表から1.2メートル掘り下げた場所で発見された。江戸時代に本丸に向かう登城路として使われた可能性が高いという。
 登城路近くでは、南北に延びる石組みの溝跡が見つかった。青葉山の湧き水を排出する水路と考えられる。屋敷跡南西では、酒造りに関わる建物の柱を支えたとみられる2カ所の礎石跡と、帯状に延びた集石遺構が確認された。建物の位置や規模を特定する重要な手掛かりとなる。
 造酒屋敷跡の発掘調査は2008年に始まった。城内に職人を住まわせ、酒を造る施設は珍しかったという。
 市教委は24日、現地で遺跡見学会を開く。市博物館脇にある長沼の南側に午後1時半集合。参加無料で申し込み不要。担当者が発掘調査の成果と周辺の遺構を説明する。連絡先は市文化財課仙台城史跡調査室022(214)8544。


関連ページ: 宮城 文化・暮らし

2018年11月23日金曜日


先頭に戻る