岩手のニュース

<大谷翔平>ぶれない姿勢貫く 帰国会見 競技以外の質問さらり

帰国後初の記者会見に臨む大谷選手

 300人を超える報道陣を前に、ぶれない姿勢を貫いた。米大リーグの1年目を終え、東京都千代田区の日本記者クラブで22日に記者会見したエンゼルスの大谷翔平選手(岩手・花巻東高出)は競技から離れた変化球の質問に色気を出さず、さらりとかわした。この1年を英語で振り返ってほしいとの問いに「できません」。にっこり笑って、報道陣を打ち取った。
 話題をさらった1年だった。流行語大賞候補になっている「翔(ショー)タイム」。来年はどんな愛称で呼ばれたいかを聞かれても「ないです」ときっぱり。結婚に話題が移れば「全くないです。何歳までに? ないですね」と受け流した。
 お茶の間受けを狙ったような発言は一切なかったが、アスリートとしての素顔が垣間見える場面があった。日本ハムOBの岩本勉さんから「日本の子どもたちに米大リーグの素晴らしい点を教えてほしい」という質問への答えだ。
 「プレーを含め(野球の)面白さを伝えられるように頑張るのが僕の仕事。(将来)子どもたちと同じ舞台に立って一緒に楽しさを実感できればいい」
 職業はあくまでも野球選手。グラウンドで勝負して結果を残す。だから笑いを取るような言動をしない。
 ただ、何度か見せた笑顔の中で青年らしい表情をのぞかせた場面があった。出身地の奥州市で田んぼアートが描かれたり、市職員が応援Tシャツを着たりと盛り上がったことへの思いを聞かれた時だ。
 「田んぼアート(の画像)がすごく送られてくるので、どう返事したらいいか困ったが、うれしかった」
 直球の質問に照れ笑いを浮かべた。


2018年11月23日金曜日


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