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<ベガルタ>ピッチサイド/食トレ 大きく強い体づくりへ

 食べることも練習のうち。J1仙台は今秋から下部組織の選手に練習後の食事の提供を始めた。週1回、栄養のバランスを考慮した弁当を出し、スタッフと一緒に食卓を囲む。
 いわゆる「食トレ」。体づくりや疲労回復には練習を終えて30分以内に食事を取るのが望ましいとされる。これまでもおにぎりやパンを出していたが、帰宅まで時間を要する選手もおり、地元の食品会社の協力で内容を充実させた。
 ユース(18歳以下)の壱岐友輔監督は「大きく強い体をつくるための食育。みんなで食べるのでコミュニケーションづくりや残さず平らげる効果もあった」と語る。先行する他のクラブでは大会で好成績を残すなど成果が出ているという。
 育成年代の強化は重要性を増す。Jリーグは来季、ホームグロウン制度を導入。12〜21歳の間にクラブに3年以上所属した2人以上のトップチームへの登録が義務となる。丹治祥庸強化育成本部長は「なおさら下部組織の環境整備を進めないといけない」と強調する。
 今後は、食事の提供頻度を増やすことも視野に入れている。「普段の食事を見直し、食の大切さを意識づけるきっかけになればいい」と壱岐監督。子どもたちの旺盛な食欲が未来のベガルタの幹を太くする。(原口靖志)


2018年11月24日土曜日


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