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<JR山田線>新リアス線誕生に期待 宮古−釜石間、復旧駅舎の見学会

新たに整備された織笠駅を見学する参加者
新たに整備された織笠駅

 東日本大震災で被災したJR山田線宮古−釜石間(55.4キロ)の主な復旧工事が完了し、23日に沿線住民を対象とする駅舎見学会があった。同区間は岩手県などが出資する第三セクターの三陸鉄道(宮古市)に移管され、2019年3月23日に現行の南、北リアス線と合わせて「リアス線」が誕生する。
 見学会には計90人が参加した。宮古発と釜石発に分かれ、新たに整備された陸中山田、織笠、大槌、鵜住居の4駅をバスで巡り、現状を視察した。
 このうち、津波で流失した織笠駅は震災前の場所から1キロ北の高台に再建された。山田湾のオランダ島をモチーフにしたデザインで、山田町の薬剤師内田一幸さん(70)は「とてもいい印象。線路がつながれば便利になる」と期待した。
 宮古−釜石間は13駅のうち7駅が被災した。駅のホームや信号、踏切の設備工事がほぼ完了し、12月にリアス線のダイヤ発表、19年1月には試運転を控える。
 三鉄の金野淳一運行本部長は「地域の足として利用してほしい」とリアス線をPR。JR盛岡支社の斎藤道法企画部長は「復旧工事は順調に進んだ。計画通り移管できるよう仕上げの整備に取り組む」と語った。


2018年11月24日土曜日


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