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<ベガルタ>崩しのアイデア欠く 野津田の判断も功奏さず

野津田岳人

 仙台は最後の崩しのアイデアを欠いた。変化を求めて打つ手も裏目に出た。
 野津田と奥埜に、鹿島のボランチのレオシルバと永木がぴったり付いてくるのは予想していた。相手の食い付きを利用し、空いたスペースに別の味方が入って前進する手はずだった。
 狙いを表現する場面はあった。前半8分、板倉、阿部、野津田と縦につないだが、最後は永戸の左クロスが合わない。狙い通り攻めても、その先はクロスで終わることが多かった。中央は固められている。野津田は「外ではなく、中にうまくパスを入れたり工夫できれば」と悔やむ。
 1点を追う後半、野津田が動いた。DFライン近くまで下がり、ボールを受ける。「ボールが回らないとき、自分が下りたらボールを回せるようになった」という感触があり自ら判断したが、功を奏さなかった。むしろ相手ボランチの食い付きを利用できなくなり、中央で攻め手を欠いた。
 椎橋は「(効果的な)変化はなかった。『下がるな』と、責任を持って一声掛ければよかった」と振り返る。その後は追い付こうと前掛かりになり、カウンターで失点する典型的な悪循環だった。(佐藤夏樹)


2018年11月25日日曜日


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