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<東京五輪>IOCバッハ会長、あづま球場訪問「福島開催 復興に貢献」

出迎えた子どもたちと懇談するバッハ会長(中央)と安倍首相(同右)

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が24日、2020年東京五輪の野球・ソフトボールの開幕戦会場となる福島県営あづま球場(福島市)を視察した。
 バッハ会長は安倍晋三首相と共に訪問。野球とソフトボールの地元チームの少年少女ら約70人に拍手で出迎えられ、花束を受け取った。その後、近くの体育館で関係閣僚や内堀雅雄知事らを交えて意見交換した。
 バッハ会長は「ソフトボールと野球を福島で開催できないか以前に首相と議論したが、考え方は正しかった。福島開催は、スポーツが東日本大震災からの復旧復興に大きく貢献したことの頂点だ」と強調。安倍首相は「五輪の力、スポーツの力を示す場所として、福島県はふさわしいと思っている」と述べた。
 視察に先立ち、バッハ会長は福島商高野球部のメンバー3人とも懇談した。東京電力福島第1原発事故で同県飯舘村を離れた主戦の2年大内良真さん(16)が「震災があったからこそ素晴らしい仲間に出会えた」と話すと、バッハ会長は「友人をつくり、人生を楽しむことはスポーツが与えてくれる力だ。いつの日か日本チームの一員として会えることを楽しみにしている」と笑顔で語った。
 東京五輪であづま球場は野球とソフトボールの計7試合が行われる。ソフトボール日本戦は大会全体を通じて幕開けの競技となる。


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2018年11月25日日曜日


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