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<高校生のシゴト力>東町エンガワ商店/支える人たち 多彩な発想前向きさを評価

商品の特徴を考えながら、ポップ広告を作る生徒たち=11月2日、小高産業技術高
和田智行さん
岡田義則さん

 南相馬市小高区の複合サービス業「小高ワーカーズベース」は市の委託を受け、2015年9月から「東町エンガワ商店」を運営している。和田智行社長(41)は「高校生が買いたい、食べたいと思うお菓子を自ら並べてもらおう」と、小高産業技術高の特別実習に乗り出した。
 昨年6月から同校の生徒に企画立案や商品開発などのマーケティングを教えている。今年2月には、地域活性化に向けた仮想サービスの発表会に参加した。生徒が地域住民約100人を対象に行った市場調査の結果から考えたサービスの提案に耳を傾けた。生徒の多彩なアイデアを評価した上で、「この店にどうしても行きたい、と思わせる施設をつくらなければ、人は呼び込めない」と指摘した。
 「反応が良く、何事にも前向きな子が多い」と印象を語る。地域の将来を担う生徒に向け「地元のために活躍する人材に育ってほしい」と期待を寄せている。
 南相馬市原町区の青果仲卸業「丸上青果」は12月に開店する「小高ストア」の指定管理者を務める。岡田義則社長(44)は「地元の高校生と共に小高を盛り上げたい」と意気込む。
 施設は食料品や日用品などを扱うスーパーで、同校から徒歩10分ほどの大通り沿いにある。菓子売り場約3分の1のスペースの運営を生徒に任せ、商品の仕入れ、ポップ広告制作などに取り組んでもらう。実際の売り上げや利益も開示し、もうけるための販売方法をともに考えていく。生徒が企画した弁当や総菜の販売、小中学生向けワークショップの開催も検討している。
 商品の品ぞろえは、地域住民や高校生らから寄せられた意見や要望を基に決めた。「文房具を買うためだけに約8キロ離れた店に行く」との声もあった。
 今後は「東町エンガワ商店」に代わる「第2の教室」として、生徒の実践的な学びを支える。「柔軟な対応を心掛け、多くの方に愛される店をつくり上げる」と開店を見据える。


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2018年11月25日日曜日


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