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映画「殿、利息でござる!」にちなんで…高校生向け給付奨学金制度創設 条件は感想文提出

困窮した宿場町を救済した史実を扱った映画の一場面(c)「殿、利息でござる!」製作委員会

 仙台藩の宿場町で起きた史実に基づく映画「殿、利息でござる!」にちなんだ高校生向けの給付型奨学金制度を宮城県大崎地域の経営者らが創設した。給付額は1人10万円。30人程度への給付を予定し、希望者を募っている。
 奨学金名は「殿、利息でござる!奨学金」。10の協賛法人でつくる実行委員会が運営する。対象は大崎市、遠田郡、加美郡、黒川郡、富谷市に居住し、地域内の高校に通う生徒。
 映画は、江戸時代に困窮した吉岡宿(大和町)の町人が金を出し合って仙台藩に運用を託し、利息を町民に配って町を救済した史実を扱った。
 「映画に感動した」と木材建材販売のチバミン(大崎市)の千葉基社長(65)が給付型の制度を発案し、実行委員長を務める。千葉さんは「部活動の費用の工面などが苦しいという高校生の話を聞く。充実した学校生活を送ってもらう制度で、映画で表現された有用な地域人材の育成に少しでも貢献したい」と話す。
 映画についても知ってもらいたいと、応募課題として映画の感想文(800〜2000字)を課した。課題の評価や収入状況を勘案し、抽選で受給者を選ぶ。
 来年1月15日締め切り。2月15日までに決定する。応募書類は地域内の高校に配布済み。連絡先はプラザホテル古川0229(24)7700=午前9時〜午後5時=。


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2018年11月26日月曜日


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