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<技能五輪>工業系部門で高校生初の日本代表に 宮城工2年・菅原さん、顧客管理ソフト制作競う

アジア大会に向けて練習に励む菅原さん

 宮城工高情報技術科2年の菅原敏夫さん(16)が、来年8月にロシアで開かれる技能五輪国際大会に出場する。工業系部門では現役高校生で初の日本代表。27日からアラブ首長国連邦で開催されるアジア技能五輪大会にも参加し、腕を磨く。

 菅原さんが出場するのは「業務用ITソフトウエア・ソリューションズ」部門。顧客管理などのデータベースとソフトウエアを時間内で制作。作品のプレゼンテーションも行い、総合的な完成度を競う。
 同校によると、国際大会に派遣される機械や電気、建築など工業系部門の日本代表は、これまで企業に所属する若手技術者が選ばれてきた。現役の高校生が国際大会に出場するのは菅原さんが初めてという。
 菅原さんは8月に金沢市であった「若年者ものづくり競技大会」の同職種で、1位に当たる厚生労働大臣賞を獲得し、代表の座を射止めた。「当日の競技が得意なプログラム言語だったので自信はあったが、まさか1位になるとは思わなかった」と驚きを隠さない。
 学校の授業ではプログラミングやネットワーク回線を構成する実習などに取り組む。放課後は「情報研究部」の一員として週6日、アプリ制作などに当たり、パソコン漬けの毎日を送る。部活では週3回のランニングもあり、体力面、精神面の鍛錬も欠かさない。
 アジア大会は前哨戦。視線は3年の夏に挑む来年の国際大会に向く。菅原さんは「アジア大会で海外の大会の雰囲気やレベルを体感し、来年につなげたい。不安もあるが、日本の高校生の力を見せつけたい」と目を輝かせる。


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2018年11月26日月曜日


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