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<次世代型放射光施設>23年度後半に運用開始も 仙台でシンポ、準備状況を紹介

放射光施設建設の準備状況などを伝えたシンポ

 東北大青葉山新キャンパス(仙台市青葉区)に建設する次世代型放射光施設の準備状況を紹介するシンポジウムが25日、仙台市内であった。整備に携わる官民の関係者が出席し、「最先端のものづくり拠点にしたい」などと訴えた。
 共同で整備に取り組む量子科学技術研究開発機構(千葉市)と産学連携組織光科学イノベーションセンター(仙台市)の主催で、約250人が参加した。白須賀貴樹文部科学政務官は「2023年度後半には施設を運用開始できると考えている」とあいさつした。
 施設は1周349メートルの円形加速器に放射光を取り込むビームラインを当初10本建設し、民間が7本、国が3本所有する方向で調整している。敷地造成工事は本年度内に着手し、19年度末までに完了にさせる。
 センターの高田昌樹理事長は「企業の研究開発拠点の形成が目標。学術側が企業の課題解決を支援する仕組みをつくる」と強調した。企業から1口5000万円で募る施設利用権付き出資は約60社が応じ、約45社が検討中という。


2018年11月26日月曜日


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