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<カゲロウプロジェクト>人気クリエイター「じん」さん図書館ライブ 修学旅行の取材が縁 宮城・多賀城中

図書館で弾き語りをするじんさん=10日、多賀城市の多賀城中

 音楽家や小説家などの顔を持ち、若者に人気のマルチクリエイター「じん」さん(28)の「図書館LIVE TELLER in多賀城中」が10日、同校(生徒416人)であった。ライブは同校の修学旅行がきっかけで実現。じんさんは体育館と図書館で弾き語りし、生徒らにエールを送った。

 体育館では全校生徒を、図書館では希望者約50人をそれぞれ対象に、アコースティックギターで「カゲロウデイズ」などの楽曲を披露した。中学生の時に不登校となり、自分の心を代弁する音楽に救われた経験を語り、「悩んでいたからこそ今があり、最も輝いた時期だった」と強調した。
 じんさんは北海道出身。「カゲロウプロジェクト」として音楽作品とリンクした小説「カゲロウデイズ」やアニメ「メカクシティアクターズ」などで知られ、国内外で人気がある。著作は同校をはじめ、全国の小中学校の図書館で人気を集める。
 5月に同校の3年生が東京へ修学旅行した際、「私たちにとっての一番」というテーマで女子生徒3人がじんさんにインタビューした。これを縁に同校でのライブが実現した。
 「中学生の時は子どもの言葉を卒業したが、大人の言葉を知らなかった。作品が自分自身を見つめ直すきっかけになればうれしい」と、じんさんは言う。
 ライブを望む手紙を送った本郷彩楓(あやか)さん(15)は「駄目元だったので、びっくり。大好きな曲を生歌で聞けてうれしい」と笑顔を見せ、桜井乃綾(のあ)さん(15)は「電柱が突き刺さるなど歌詞が特徴的。暗かった気持ちが変わった」と話した。
 じんさんは11日、多賀城市立図書館でもトークと弾き語りのライブを開いた。


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2018年11月26日月曜日


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