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競技活動と仕事、秋田で両立を 県のアスリート支援好調

アスリート対象の就職サポート事業の一環として開かれたセミナー=2017年11月、秋田市

 競技活動と仕事の両立を秋田で実現してもらおうと、アスリートを対象とした秋田県の就職サポート事業が好調だ。2016年に制度導入を決め、これまでに職場がこの制度を使って採用する形で、10人のアスリートが県内就職した。秋田で暮らしながら競技力を向上させる社会人選手を増やしていく取り組みとして期待される。
 県は17年度から、アスリートを正規採用した県内企業に1人当たり200万円の雇用奨励金を支給する制度を導入。競技活動経費も1年に240万円まで、最長5年間助成する。
 仙北市出身でカヌー女子の佐藤彩乃選手は角館高を卒業後、秋田病理組織細胞診研究センター(秋田市)に就職した。制度を活用しての採用で、雇用の側面から県のサポートを受け、20年の東京オリンピック出場を目指している。
 ほかにもレスリングやフェンシングなどの競技のアスリートがこの制度で採用されている。
 現場でこの事業に携わる県体育協会は無料職業紹介業の認可を取得し、アスリートと企業のマッチングに取り組む。就職についてのセミナーなども手掛ける。
 就職推進アドバイザーの佐々木功さんは「秋田で競技レベルを高められるよう、練習環境などを企業側と入念に調整している」と話す。
 28日には秋田市で、同協会がアスリート向けの就職説明会を開く。サポート事業を説明し、企業とのフリー相談会もある。秋田県三種町出身の世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフェザー級元王者で、協会テクニカルアドバイザーの三浦隆司さんが講演する。
 説明会は午後2〜4時。連絡先は県体育協会018(864)8094。


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2018年11月26日月曜日


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