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<エム・テック破産>随意契約で再発注 県工事18件、来月再開へ

 総合建設業エム・テック(さいたま市)=破産手続き中=が宮城県内で手掛ける東日本大震災の復旧・復興工事が中断している問題で、県発注工事21件(契約額計約80億3300万円)のうち、18件が12月中にも再開できる見通しとなったことが26日、分かった。
 県事業管理課などによると、18件はいずれも発注額5億円未満。一般競争などの入札で参加者や落札者がゼロとなる事態を避けるため、12月上旬までに建設業者と随意契約を結び、再発注する方針。27日にも東部土木事務所発注の海岸災害復旧工事(石巻市)1件の契約を業者と結ぶ。
 残る3件は工事再開が来年1月以降となる見込みで、うち2件は契約額が5億円を超えるため県議会の議決が必要となる。県は26日に開会した11月定例会に契約議案を追加提案する。残りの1件は工事手法など効率的な再発注方法の検討を進めている。
 同課の担当者は「(2020年度末の)復興期間内の工事完了に向けて遅れが生じないよう引き続き取り組む」と話した。
 県内では塩釜、気仙沼、名取、東松島、亘理の5市町がエム・テック社に復旧・復興関連工事を発注。計12件(契約額計約87億円)が未完成となっている。


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2018年11月27日火曜日


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