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<山形大>スマホで楽々運転代行予約 村上和隆さんアプリ開発、米沢で来春運用開始目指す

代行配車アプリのイメージ画面
村上和隆さん

 山形大理学部理学科2年の村上和隆さん(20)=青森県弘前市出身=が、運転代行の予約や料金支払いができるスマートフォン用無料アプリの開発を進めている。来春のサービス開始を目指して、近く開発・起業資金をインターネットのクラウドファンディング(CF)で募り、年内にも運営会社を設立する。村上さんは「代行側、利用者側の双方に使い勝手の良いアプリを市場に出したい」と意気込んでいる。
 開発中のアプリは、代行業者の車と利用者の位置情報などから、待ち時間や目的地までの到着時間、料金、喫煙車・禁煙車などの基本情報をスマホの画面上に表示。タップひとつで配車の手配と決済ができる仕組みで、複数業者が表示されるため、利用者にとっては選択の幅も広がる。
 利用者アンケートでさまざまなニーズを把握し、改良に生かすほか、利用者の位置情報の蓄積から、取り扱う代行業者の地域を広げていく考えだ。
 村上さんは今年夏、山形大で開かれた国際プログラミング教室に参加して刺激を受けた。利用者が少なくない割にデジタルサービスが不十分な代行配車の現状に疑問を持ち、山形市内の飲食店で運転代行の利用者約100人を調査し、開発に反映させている。
 来春の運用開始を前に、米沢市内の代行業者5社で試験運用を繰り返し、数百人規模の利用者にアンケートして機能を精査する。サービス開始後は1年間、業者に無料でアプリを使ってもらい、市内計22社の業者全てに参加を求めていく。将来的には、1回の配車で150円程度の利用料を業者から徴収するという。
 村上さんは「代行業者への営業がこれから最も重要になる。僕は学生なので、すぐに利益を目指す必要がない。便利さをとことん追求したアプリを開発し、米沢で定着させながら、ほかの地域に広げていきたい」と話している。


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2018年11月27日火曜日


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