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<SASUKE>仙台に参上 体験コーナーで被災地支援 番組出演者とも触れ合い「子どもに喜びを」

体験会でSASUKEに挑戦する参加者

 人気テレビ番組「SASUKE」の体験会が、仙台市青葉区の勾当台公園市民広場であった。東日本大震災で被災した子どもたちに体を動かしてもらおうと、2012年から静岡県の女性らが続けているイベント。300人以上が実物大のセットで難関に挑んだ。

 11日にあった市PTAフェスティバルの一角に体験コーナーが設置された。高さ約5メートルの壁を登る「そり立つ壁」や番組の最終関門となる綱登りなど計四つのステージを準備。参加者らは何度も挑戦し、クリアの難しさや達成感などを味わった。
 東北高1年千葉星さん(15)は「テレビで見るより難しかった。実際の出演者とも触れ合えて楽しかった。体を鍛えていつか番組でも挑戦したい」と目を輝かせた。
 体験コーナーの設置を呼び掛けたのは、静岡県磐田市の結婚相談業藤森れい子さん(59)。高校時代の友人が仙台市内で被災したのをきっかけに義援金を受け付ける団体を11年に設立し、「寄付だけでなく、子どもたちが喜ぶ何かを与えたい」と考えたという。
 元陸上競技日本代表で、番組出場経験もある友人の奥山義行さん(48)=千葉市=に相談を持ち掛けた。経験者仲間の長井市の建設会社社長がセットの資材提供や設置などを無償で担うなどし、実現にこぎ着けた。
 設営や補助のため県内外のSASUKE経験者らも会場に駆け付ける。現場を見守った奥山さんは「毎年元気をもらっている。子どもたちが夢を持って人生を歩んでほしい。未来の出場者が出てくれたらうれしい」と笑顔で語った。


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2018年11月28日水曜日


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