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<楽天>田中がパ新人王「日本を代表する選手に」

新人王に選ばれ、記者会見で笑顔を見せる東北楽天・田中(右)とDeNA・東

 田中が東北楽天の野手では初めて新人王を受賞した。チームでは2007年の田中将大(米大リーグ・ヤンキース)、13年の則本両投手に続く3人目の快挙に「僕も2人のように、日本を代表する選手になりたい」と力強く語った。
 5月に当時の池山2軍監督から米大リーグ・エンゼルスの大谷(岩手・花巻東高出)を参考にノーステップ打法への変更を勧められた。選球力が向上し、6月から俊足堅守と両打ちのリードオフマンとして「1番・中堅手」に定着。チームの日本人最多の18本塁打を放つ長打力も見せ、日米野球の代表入りも果たした。
 今年の新人王候補にはオリックスの中継ぎ右腕山本らがひしめいていた。田中は「まさか取れるとは思っていなかった」と驚くが、2位の山本に40票以上の大差で選出。3割、30本、30盗塁の「トリプルスリー」を狙える総合力の高さが評価された。
 来季、チームでの外野手の定位置争いはドラフト1位の辰己(立命大)、巨人から移籍した橋本(仙台育英高出)らが加わり激しさが増す。「新人王はうれしいが、僕に確約されたポジションはないと思っている」と田中。「まずは全試合に出場したい。オフはとにかく走り込み、けがをしない体をつくりたい」と来季を見据えた。(狭間優作)

[田中和基(たなか・かずき)]福岡・西南学院高から立大を経て、17年にドラフト3位で入団。高い身体能力を誇り、今年5月下旬から定位置を奪い、日米野球の日本代表にも選出された。181センチ、75キロ、右投げ両打ち、24歳。福岡県出身。


2018年11月28日水曜日


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