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<福島・小野7人死亡火災>発生1週間、出火原因の特定難航 「火元」に暖房器具なし

全焼した住宅から7人の遺体が発見された現場=2018年11月22日午前9時54分、福島県小野町飯豊

 福島県小野町の無職塩田恒美(つねよし)さん(61)方が全焼し、7人の遺体が見つかった火災は28日、発生から1週間を迎えた。遺体は子ども4人を含む家族とみられ、田村署はDNA鑑定などで身元の確認を急いでいる。住宅全体が激しく燃え、出火原因の特定は難航している。
 同署や郡山地方広域消防組合などによると、焼け跡から石油ストーブとヒーター計5台が見つかった。ただ、焼け方が激しく火元とみられる1階東側の寝室にはなかったとみられ、火の不始末や電気系統からなど、あらゆる可能性を含めて出火原因を調べている。
 塩田さん方には設置が義務付けられている住宅用火災警報器がなかったことが判明。早い段階で火災に気付けず、逃げ遅れた恐れがあるという。子ども4人らは普段、2階で寝ていた。
 塩田さん方は9人暮らしで、火災は21日深夜に発生。塩田さんと無職の母サクノさん(81)、無職の長女美紀さん(30)、美紀さんの長男で小学3年の大輝(だいき)君(8)、いずれも保育園児の次男大翔(ひろと)ちゃん(6)、長女李帆(りほ)ちゃん(4)、三男皐大(こうた)ちゃん(3)と連絡が取れていない。パート従業員の塩田さんの妻(57)は逃げて両手にけがをし、会社員の美紀さんの夫(33)は仕事で外出していた。


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2018年11月28日水曜日


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