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<スマート和食>東北に浸透中 花王が弁当開発、低脂質食材で内臓脂肪減らす

岩手県内の調査参加企業に配達されているスマート和食弁当

 花王が開発、提供する内臓脂肪を減らす「スマート和食」弁当が東北各地で普及している。岩手では県の呼び掛けで企業に弁当配達が始まった。生活習慣病の元凶ともされる内臓脂肪の撃退効果を追跡調査する。
 スマート和食は高タンパク低脂質の豆類や海藻を食材に多く取り入れ、しっかり食べても太りにくいのが特長だ。依頼のあった企業や自治体に3カ月単位で提供している。
 東北では、山形、福島両県や青森銀行、山形銀行が実践。昼食に弁当を週2回以上食べた人は内臓脂肪量が減少したという。
 脳卒中や心臓病といった生活習慣病による死亡率が高い岩手県は本年度「各企業が健康経営に取り組むきっかけにしてほしい」(健康国保課)と企業に呼び掛けた。10月から五つの企業の昼食に弁当を宅配して経過を観察している。
 厚生労働省によると、17年の都道府県別の脳卒中による死亡率は秋田1位、岩手2位、山形3位。心臓病死亡率は岩手5位、福島6位、山形7位など。
 花王ヒューマンヘルスケア事業企画部の森本聡尚マネージャーは「あらゆる生活習慣病の元をたどると内臓脂肪のたまり過ぎに行き着くとも言われている。職場での食事をきっかけに家庭でもスマート和食を実践してほしい」と話す。


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2018年11月28日水曜日


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