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県産ノリ味わい豊か、広がる香り 首都圏のシェフら七ケ浜訪問

ノリ加工場を見学し説明を受ける池田総料理長(中央)ら

 県産水産物を使ったメニューの開発を目指し、首都圏のホテルや料理店のシェフらが28日、七ケ浜町を訪れた。松ケ浜地区のノリ加工場を見学し、今季の出荷が始まったノリの風味を確かめた。

 一般社団法人「料理ボランティアの会」(東京)などと連携し、県が昨年から進める「Fish&Dish Project」の一環。同会の渡辺幸裕事務局長やホテルオークラ東京の池田順之(よしゆき)洋食調理総料理長ら5人が参加した。
 県漁協七ケ浜支所の寺沢春彦運営委員長の案内で、収穫したノリのごみを除いて裁断し、乾燥させて乾のりにする工程を見学。出来たてをライターであぶって試食し「口の中に磯の香りが広がる」「香りのある白ワインに合わせては」などと感想を述べ合った。
 池田総料理長は「おいしい、今まで食べたことのない感覚。現場の方々の地道な努力と情熱を感じる。料理に香りを生かしたい」と語った。寺沢委員長は「北限の生産地、宮城のノリをアピールできた。東日本大震災で作り手は半数近く減ったが、協力し品質は上がっている」と話した。
 一行はノリ養殖の歴史なども学んだ。29日は塩釜市魚市場で、メバチマグロの競りなどを見学する。


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2018年11月29日木曜日


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