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<金華山不法投棄>「改善促したが、聞き入れてもらえなかった」被災施設修復ボランティアが証言

神社敷地内に放置された古い冷蔵庫やテレビ。近くには土砂(写真左)も積まれていた=4日、石巻市の金華山

 金華山黄金山神社には東日本大震災後、多くのボランティアが被災施設の修繕のために駆け付けた。宮城県外から支援に訪れ、神社のずさんな廃棄物処理を目撃したボランティアの男性は河北新報社の取材に「神社関係者に改善を再三促したが、聞き入れてもらえなかった」と証言した。
 男性によると2015年冬ごろ、事件で投棄場所となった崖近くに冷蔵庫や電球、空き缶が雑然と放置されているのを見た。一部は近くにあった古い焼却炉で燃やされていたという。
 男性は神社に廃棄物の適正処理を提案したが、神社職員から「宮司(奥海容疑者)に伝えると機嫌を損ねるので、黙っていてほしい」などと言われたという。
 今年4月の県の指導を受け、神社は現在、業者を通じて島外で廃棄物を処理している。男性は「事件を契機に、今後は正しい運営をしてほしい」と話す。


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2018年11月29日木曜日


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