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パラ競技 ボッチャで共生 社会の輪 仙台・若林区で区民大会開催

真剣な表情で球を投げる参加者

 仙台市若林区中央市民センター別棟で、パラリンピック競技「ボッチャ」の若林区民大会が開催された。センターが地域出前講座などで競技の普及に努めたところ、過去最多の20チーム計60人が参加し、子どもたちや高齢者、障害者が和やかに交流した。

 投げた球を白い目標球により近づけたチームが勝つルール。センターは2001年に宮城県内で開かれた第1回全国障害者スポーツ大会でボッチャが公開競技となったのを機に、02年から月1回の講座「ボッチャクラブ」を開講している。17年度からは町内会や小学校への出前講座に力を入れてきた。
 今年で17回目の区民大会は17日にあり、出前講座を受けた小学生らが出場した。3人一組で1人2球ずつ投げ合い、「やった」「いい配置だぞ」と一投ごとに盛り上がりを見せた。
 出前講座を受けて参加した七郷小6年の小野楓さん(12)は「投げて白いボールに当てるのが楽しい」と笑みをこぼした。3回目の体験という青葉区の石森克美さん(53)は「ボールの転がり方が面白く、みんなでやれる競技なので続けたい」と話した。
 センターは本年度に初めて、ボッチャの運営スタッフ養成講座も実施。大会では受講生が会場設営や審判を担った。
 白川由利枝・若林区長は「ボッチャは年代や障害の有無に関わらず楽しめる。東京五輪パラリンピックを控え、共生社会の輪を広げてくれる競技の普及に努めたい」と述べた。


2018年11月29日木曜日


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