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仙台公共交通のフォーラム、自転車積載バス提案へ

サイクルバスや中心部循環バスの可能性などを話し合ったフォーラム

 路線バスや鉄道と自転車を結び付け、移動が快適なまちづくりを考える「公共交通ラボフォーラム〜市民と考えるこれからの仙台と公共交通」が29日、仙台市青葉区のTKPガーデンシティ仙台勾当台であった。
 青葉区の建築企画会社「都市設計」が市と展開する協働事業「公共交通ラボ」の一環。会社員や学生ら約50人が参加した。
 自転車を積載できるサイクルバスと、市中心部での循環バスの運行を実証実験として市に提案することが報告され、専門家や事業者らが意見交換した。
 サイクルバスは市中心部と太白区秋保地区を結ぶ構想。仙台バス(岩沼市)の猪股正之社長は「郊外には自転車専用レーンがない。サイクルバスなら安全に移動でき、時間短縮にもなる」と有効性を強調した。
 国分町街づくりプロジェクトの荒川雅光副理事長は「仙台駅前や定禅寺通を回遊する人の流れが中心部を活性化する鍵。かつて市電に循環線があったように、路線バスで循環させることが重要だ」と指摘した。
 トークセッションで、公共交通に詳しい東北芸術工科大の吉田朗教授は、仙台都市圏の半数近くが鉄道駅から1キロ圏内に住んでいると説明。「公共交通の利用増加が期待できる。歩いて暮らせる街への転換も可能ではないか」と語った。


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2018年11月30日金曜日


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