宮城のニュース

<来訪神・無形遺産決定>米川の水かぶり 後継者を育てたい

無形文化遺産への登録が決定し、喜びを爆発させる菅原会長(左端)と市関係者=登米市役所

 全国8県の10件で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」が29日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることが決まった。東北分は岩手、宮城、秋田、山形各県の4件。決定の知らせに、地元の関係者から喜びの声が上がった。

 「米川の水かぶり」は宮城県登米市東和町米川地区で800年以上続く火伏せの行事。市役所には29日、地元の水かぶり保存会会員や市関係者ら約50人が集まり、登録が決まると拍手と歓声に包まれた。
 保存会の菅原淳一会長(62)は「先人が伝承してきた小さなまちの行事が、世界から大きな称号を与えられた。支えていただいた皆さまに感謝したい」と頭を下げた。熊谷盛広市長は「保存会に心から敬意を表する。伝統文化を情報発信し、後継者を育てる運動を進めたい」と語った。
 村井嘉浩宮城県知事は「伝統行事を守りつないできた方々の努力に改めて感謝するとともに、今後も末永く受け継がれることを強く念願している」との談話を出した。


関連ページ: 宮城 社会

2018年11月30日金曜日


先頭に戻る