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<立丸峠>難所解消、遠野−宮古アクセス向上 国道340号改良工事完了

テープカットで祝った国道340号立丸峠工区の工事完了

 岩手県遠野市土淵町と宮古市小国を結ぶ国道340号立丸(たつまる)峠工区(5.21キロ)の道路改良工事が完了し29日、現地で完工式があった。関係者約100人が出席し、急勾配、急カーブが続く交通の難所解消を祝った。
 国道340号は東日本大震災で、後方支援拠点となった遠野から沿岸被災地への自衛隊、消防の派遣や物資輸送で大きな役割を果たした。ただ道幅が狭く、大雨や雪崩による通行止めも度々発生していた。
 岩手県は2012年度、復興支援道路に位置付けて事業着手。トンネル2カ所を含む整備完了で、従来より距離で4キロ、所要時間で6分の短縮となる。総事業費は97億円。
 式で達増拓也知事は「地域間の交流や連携が促進され、物流や防災、周遊観光の活性化など大きな波及効果が生まれることを期待する」とあいさつした。
 立丸峠のトンネル化は周辺自治体にとって長年の悲願だった。
 本田敏秋遠野市長は「沿岸と内陸で人や物が行き交い、地域が活性化するようにこの道路を生かしたい」、山本正徳宮古市長は「花巻空港や県南の工業地帯が近くなった、道路の活用で宮古が発展するよう頑張りたい」とそれぞれ述べた。


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2018年11月30日金曜日


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