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<来訪神・無形遺産決定>遊佐の小正月行事「この上ない喜び」

 全国8県の10件で構成する「来訪神 仮面・仮装の神々」が29日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されることが決まった。東北分は岩手、宮城、秋田、山形各県の4件。決定の知らせに、地元の関係者から喜びの声が上がった。

 山形県遊佐町吹浦地区の3集落に伝わる小正月行事「アマハゲ」の登録が決まると、町役場では29日、屋上から登録を祝う垂れ幕が掲げられ、記念式典が開かれた。
 式典には町民ら約30人が集まり、くす玉を割った。「遊佐のアマハゲ保存会」の会長を務める時田博機町長は「世界に評価され、町としてこの上ない喜びだ」と声を弾ませた。
 アマハゲは子どもの怠け心を改めさせるほか、お年寄りの長寿を願って集落の住民が担ってきた神事。女鹿集落の高橋孝行区長(69)は「少子化の時代だが観光行事とせず、今まで通り続けたい」と話した。
 吉村美栄子山形県知事は「県内で無形文化遺産に携わる方々にとっても励みになる」との談話を出した。


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2018年11月30日金曜日


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