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地元入り「仙台経由」の方が早かった 遠藤元五輪相、山形新幹線高速化が重点公約だけど…利便性実感?

新幹線のエピソードで「仙台経由」の近さについて語る遠藤氏

 山形新幹線より東北新幹線の方が山形に早く着いちゃった−。山形新幹線の高速化を重点公約に掲げる遠藤利明元五輪担当相(衆院山形1区)は28日夜、来賓として招かれた佐藤孝弘山形市長の市政報告会で、こんなエピソードを披露した。
 開会時間を30分ほど遅れて会場入りした遠藤氏は「会合が入り、東京発の山形新幹線に乗り遅れた」と釈明。20分後に出発する東北新幹線「はやぶさ」に乗って仙台まで行き、車に乗り換えて会場に向かったところ、乗車予定だった山形新幹線より数分早く山形市に到着したという。
 遠藤氏は「東京−山形間を1時間台に」と訴え、山形新幹線福島−米沢間にフル規格新幹線向けのトンネル整備が必要だと主張。奥羽新幹線(福島−秋田間)の早期実現に向けても積極的に活動を展開している。
 一方、奥羽新幹線のルートを巡っては7月、山形市であった山形圏域奥羽新幹線整備実現同盟会で講演した内閣官房参与の藤井聡京大大学院工学研究科教授が「仙山ルート」を提案し、話題を呼んでいる。
 福島−仙台間を東北新幹線との共用区間とみなし、仙台−山形間に単線のフル規格新幹線を整備する構想で、藤井氏は「福島で分岐し米沢を経由する既存ルートより安価かつ合理的な整備手法」と強調している。
 図らずも「仙台経由」の利便性を語ることになった遠藤氏。話は仙山ルート案に及ぶかと思いきや、続いて佐藤市長の看板施策となった「仙山連携」を取り上げ、「これだけ近いわけだから、仙台、山形両市が一体となって世界で勝負するという市長の発想はいい」と持ち上げてみせた。


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2018年11月30日金曜日


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