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<杜の都のチャレン人>自然療法 笑顔届ける

ワークショップの体験者に、バスボムの作り方を教える青木さん(中央)=仙台市若林区荒町の「くわの木Cafe」

◎暮らしに役立つアロマの魅力紹介 青木玲子さん(64)

 植物の香りには、健康維持や美容に役立つ力がある。「病院に行くほどではないけれども何となく体調が悪い、そんな時は、化学薬品に頼る前に、自然療法を試してみませんか」。花や葉から抽出した精油(エッセンシャルオイル)の活用法を、易しくアドバイスする。
 おなじみのレモンやグレープフルーツはリフレッシュ効果が、ゼラニウムには虫よけ作用がある。ラベンダーは万能の香りといわれ、鎮痛や安眠に。「良い香りをただ楽しむだけじゃなく、暮らしにうまく取り入れると、毎日にもっと笑顔が広がりますよ」
 昨年秋から、仙台市内のカフェや自宅などで精油を使ったワークショップを開いている。作るのは、ルームスプレーやせっけん、バスソルトなど8種類。体験料はワンコインの500円とお手頃で、初心者を引き付ける。
 宮城県内の公立校で養護教諭をしていた15年ほど前、更年期の症状に悩まされた経験がある。頭痛やのぼせ、肩凝りが続くうち、仕事疲れも重なって、体調を崩してしまった。そんな時、情報紙でアロマセラピーのことを知った。
 気分転換にと思い、取り入れてみたところ、徐々に症状が和らいでいった。「精油ってすごいと実感しました」。カルチャー教室に通ってアロマに関する資格を次々に取得し、知識を深めた。
 ワークショップ体験者の多くは20〜30代の女性。「アロマを難しく考えないで」と、まずは精油の小瓶をテーブルにいくつか広げて、好きな香りを選んでもらうことから始める。「仕事や育児、家族の介護などで忙しい人たちに、一息つける機会を提供できれば」
 例えば夜寝る前、ベッドの上で、ルームスプレーを数回プッシュするだけでも心地よい空間を演出することができる。お気に入りの香りに包まれて、ほんのひとときでも自分だけのすてきな時間を楽しんでもらえたらいい。(智)

[あおき・れいこ]1954年宮城県美里町生まれ。東北大医療技術短大部看護学科卒。小中学校や高校に35年間勤務。公益社団法人日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト。仙台市青葉区在住。連絡先はr.aoki.0811@gmail.com


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2018年12月01日土曜日


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