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八戸高専生が自殺図る 重い障害残り退学、調査委設置へ

 八戸高専(八戸市)は30日、2017年6月に当時3年の男子学生が自殺を図り、重度の障害を負ったことを明らかにした。関係者によると、学生は「教員に裏切られた」といった趣旨の発言をしており、同校は自殺未遂の背景を調査する第三者委員会を本年度中に設置する見通し。
 同校や運営する国立高専機構(東京)によると、学生は昨年6月28日、八戸市内の高さ約30メートルの橋から飛び降り、一命を取り留めたが下半身不随となった。復学を目指していたが「授業を受けるのが困難」との理由で今年9月に自主退学した。
 学生の母親から9月、自殺未遂についての調査を求める投書が機構に届いた。投書によると、学生は恋愛関係のトラブルを学校に相談したが、その対応に不信感を持ったという。投書で母親は「教員に裏切られた」「教員の心ない対応が自殺未遂につながった」などと主張している。
 同校は保護者の求めに応じ、弁護士や精神科医などでつくる第三者委で調査する方針。
 30日に記者会見を開いた同校の円山重直校長は「学生が自殺を図ろうとしたことは残念。事故前の本校の対応は適切だったと考えている。その是非は調査委員会に任せたい」と話した。


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2018年12月01日土曜日


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