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<山形・入試採点ミス>撲滅へ研修会 期末試験は前倒し実施へ

 2016〜18年度の山形県公立中高入試で計1200件の採点ミスがあり、受験生1人が誤って不合格とされた問題で、県教委は30日、県内各校対象の研修会を開き、新しい採点方式のシミュレーションを行った。多くの高校で入試直前に行われていた1、2年生の期末試験は前倒しで実施し、入試のミス撲滅を図る。
 教頭と教務主任ら約80人が参加。研修会の冒頭、坂尾聡高校教育課長が「あってはならない事案で県民の信頼を損ねた。新しい採点方法を周知し、信頼回復に努める」と述べた。
 来年度入試は、解答用紙のサイズを従来のB4判からA3判に拡大した上で、解答欄の脇に採点の際に使う正誤、得点の記載欄を設ける。答案はコピーして原本と2系統で採点する方式で、研修会では学校の規模に対応した具体的な手順を確認した。
 県教委は初年度となる19年度入試では合格発表前に全答案を一斉点検し、ミスが見つかった高校は当該教科について再度、全答案を見直す方針も示した。
 県教委によると、これら入試実務の改革に加え、入試直前に1、2年生の期末試験が行われ、採点時期が重なることがミスの一因になったとの分析を踏まえ、大部分の高校が1週間ほど早めて期末試験を実施することを決めているという。
 各校は12月から来年1月にかけて校内研修を行い、採点方法を周知する。


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2018年12月01日土曜日


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